
「鈍感力」という本へのアンチテーゼとして書かれた
・・・のだと思います。
本家(?)のほうを読んでいないのでわかりません。
「鈍感力」はありあまるほど持っているので、読む必要ないかな〜、なんて。
(浅井さん、ゴメンナサイ)
どうせやらなきゃいけないときに「なんで私がお茶出すのよぉ」っていう人はみっともない。
内心どう思おうと気持ちよく「お茶が入りました」と出してくれて、
どうせ出すなら「美味しいお茶を出してあげよう」
と思った人のお茶っていうのは、美味しいし、何よりもその人は素敵です。
人が見ているとかいないではなくて、
自分の役割をやるということに気がいくかいかないか、
職業が成功するかしないかの大きな分かれ目でしょう。
ぼくはいまでも自分のギャランティを知りません。
ぼくが事務所に聞かない限り、
事務所でもいくらの仕事だなんて言わないですから。
この仕事はいくらだからどうだと思いたくないからです。
ぼくらはお金をもらってもやっちゃいけない仕事がある。
それから、お金をもらわなくてもやらなきゃいけない仕事もある。
やればできるという言葉があります。
たとえば勉強とか。けれども、やるというのは才能なんです。
本当は、やればできるという言葉はリアルじゃない。
やればできると言っても、実際にはやらない、というより、やれない。
やるっていう行為は相当な意志と、生まれ持ったものといろいろあると思うんです。
美しいと言っても、美しさは伝わらない。
何が美しいのかわからないから、
美しいという言葉だけでは何も伝わらない、そういうことです。
ただ「美しい」じゃなくて、「どう美しいか」と言えないと。
「美しい国」なんて、いちばん虚しい言葉です。何が何なんだと。
美しいという言葉自体には中身はないわけだから。
「仕方がない」はもう止めませんか。
プロフェッショナルベースボールでもホームタウンでは、
ボストン対ニューヨークだったり、シカゴ対ロサンジェルスだったりする。
日本でいうと高校野球のような地域対戦の仕組みになっている。
それなのに日本のプロ野球は、新聞社対お菓子の会社とか、
ハムの会社対電鉄会社とかそういうことになる。
何の縁もないぼくたちが何のために応援しなきゃいけないんだって
鬱憤があるんだけど、そこは目を瞑るわけです。
その目を瞑ることが、あまりにも多すぎて日本人は狂ってしまった。
この本を読んで、浅井氏が"アナログ派"であることを知りました。
同じ写真家のアラーキーこと荒木経惟さんもそうだと聞いたことがあります。
デジタル化の先に待ち受けているのは果たして
思い描いたとおりの理想の社会なのか?
どうもそうではないような気がします。
これからは"敏感力"を発揮して、
歩むべき道を模索していこうと思います。
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【目次】
第1章 なぜを忘れた日本人
「なぜの欠落」
希有なイチロー
スポーツを見るということ
ディテールを見る 他
第2章 文明は人を幸せにしたか
大衆化の不幸
最初に触った道具
魔法の道具
カメラ 他
第3章 本物の見分け方
名作の作り方
評価基準
死語の評価
贋作の楽しみ1 他
第4章 文化を取りに行く
浅井家の音楽
ちょっと欲張って
太地喜和子の色気
ビートルズと青春性 他
第5章 人生を編集する
映画の影響
映画から会話を学ぶ
自分の人生の編集
自殺 他
第6章 職業は第二志望がいい
損得の時代
職業の選び方
職業はお芝居
レベルアップ 他
第7章 スタイルのある生き方
アバンギャルドがクラシック
写真と俳句と絵画と写真
短歌と俳句
一億総カラオケ 他
第8章 自分に向き合う
自分探し
自分に会う
旅の魅力
イージーな旅 他
最終章 歴史的最悪な時代に生まれて
西洋コンプレックス
現実にアジャストする
解決策
税金の理由 他
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【著者紹介】 浅井愼平 あさい・しんぺい
1937年愛知県生まれ。写真家。
大阪芸術大学大学院教授。
日本広告写真家協会賞受賞。
66年『ビートルズ・東京』でデビュー。
優秀な広告に授与される東京アートディレクターズクラブ最高賞等多数受賞。
写真にとどまらず映画制作、文芸、工芸、音楽プロデュース等幅広く活躍中。
著書に『気分はビートルズ』『巴里の仏像』等多数。
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余談です
ここ数年、先祖の墓参りに行っていませんでした。
「これはいかん。今年は毎月行くぞ!」
そう誓い、3月までなんとかクリア。
4月、今日が最後のチャンス・・・。
無事行くことができました。
感謝します!
Thank You For Click! Have A Nice Dream!
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