ダラ読みブックレビュー

速読管理人アラキシンによる読書感想文ふうダラ読みのすすめです。

作家別 - や行

“熱き心展〜寛斎元気主義〜 沸騰開催中”「熱き心 寛斎の熱血語10ヵ条」 山本 寛斎 (著)

「熱き心 寛斎の熱血語10ヵ条」 山本 寛斎 (著)
「熱き心 寛斎の熱血語10ヵ条」 山本 寛斎 (著)

定価は税別740円です。
内容は10倍以上の価値があります。

ヤケドしそうに熱い、元気語録が満載です。
おかげで付箋紙だらけになってしまいました。

オシャレでありたい。
それはブランドもので身を固めることでも、
ただ着飾って見栄をはることでもない。
自分をイキイキと燃え上がらせること、
生きるパワーを思い切り表現することなのだと私は思う。


1998年、今からちょうど10年前に、NHKの
「課外授業 ようこそ先輩」という番組に出演させていただいた。


よく再放送をやっているので、観た方も多いのではないでしょうか。
子どもたちの活き活きとした姿が今でも鮮烈に脳裏に焼き付いています。

山本寛斎 ハロー・自己表現――別冊課外授業ようこそ先輩
山本寛斎 ハロー・自己表現――別冊課外授業ようこそ先輩

帰ってきた娘の耳たぶを見ると、穴が一個しかあいていなかった。
「もっとこうダダダとたくさんあければ良かったのに。
鼻はどうした? 眉毛のところにピアスがあってもいいんじゃないの?」


すごいお父さんですね。
かといって、放任主義というわけでは全然ないのです。

どんなに忙しくても日本にいる時は、
彼女たちの弁当は朝早く起きて毎日私が作った。


がむしゃらな修業時代。
読んでいると、涙がこぼれそうになります。

雑誌『装苑』に載っている写真を表紙から裏表紙にいたるまで
全部書き写すという作業を繰り返しやった。
毎夜、毎夜、2〜3時間は描き続けただろうか。
ただひたすら、取り憑かれたように描いた。


画用紙の裏と表が真っ黒になるまでデザイン画を描き続けた。
もう描くところがなくなると、
寒い夜は、それを電気コンロで燃やして暖をとった。


1993年、ロシアでのスーパーショーの
資金集めに寛斎氏自ら奔走します。

私はこの数字からある法則に気がついた。
「100」行動を起こせば、
約「30」のよい結果が出るということである。
悲観的な人は、「ダメだった7割」のほうに焦点を当てがちだ。
だが、私は思う。「いける! 3割も成功したじゃないか!」と。


世の一流と呼ばれる人、成功した人々は、みんな
「異常」という名の天才なのだと思う。


まわりから「異常」と言われても
それはほめ言葉なのだと捉えましょう。

お見せできないのが残念ですが、
中の写真がめちゃめちゃカッコイイんです。

大寛激! いや、大感激!の1冊でした。

【関連URL】

KANSAI YAMAMOTO OFFICIAL WEB

熱き心展 〜寛斎元気主義〜

江戸東京博物館|「熱き心展〜寛斎元気主義〜」



あなたに幸せがおとずれます!
にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

ranking

fc2ranking

内容紹介、もくじ、著者略歴などはコチラ
 ↓↓↓ 続きを読む

“日本より世界で知られる孤高のクライマー” 「垂直の記憶―岩と雪の7章」 山野井泰史・著



この人の存在を、この本で知りました。

壮絶・・・の一語につきます。

一人用のテントの三分の一は空中に飛び出し、
上からは岸壁づたいにチリ雪崩が頻繁に落ちてきて、
テントを外に放り出そうとする。
さらにテントの中は雪だらけで何もかもが濡れ、
とても不快である。
また食事の支度やそのほかの細かい作業も大変だ。
なぜなら連日の厳しいクライミングのため、
指が傷つきソーセージのように膨れ上がり、
指先はささくれ立ってほとんどの指から出血しているからだ。

体中が酸欠だ。
金魚のように口をパクパクさせる。
一,二分だが、目が見えなくなった。
視神経が低酸素のためダメージを受けたのだろうか。

「まず偵察しよう」
「壁までのアプローチも結構やばいよ」
「さっきも冷蔵庫くらいの石が落ちていたし」


冷蔵庫って・・・
当たったらイチコロじゃないですか。

しかし、コウモリのようにオーバーハングにぶら下がり、
(註:オーバーハング=傾斜が垂直以上となり、
 覆い被さっている岩壁の状態)
誤って石を落としても岸壁のどこにも当たらず
氷河までまっすぐに落ちていく様子を見ていると、
自分がビッグウォール・クライミングをしている幸せで
いっぱいになった。


タイプ・ミスではありません。
「恐怖」じゃなく「幸せ」でいっぱいになる人なんです。

著者は、テレビ局から取材依頼がきたとき、
一切お金の援助は受けないかわりに、
アタックするかどうかは自分が決めることを約束してもらいます。

コンディションによっては、
山を見ただけで中止することもあり得るわけだ。
しかし、現実には、いつもの自分とは明らかに違い、
カメラを意識していたのだった。


これほどの人でも揺れてしまうんですね。
著者の文章には正直さがあふれ出ています。
ときには、ここまで書かなくてもいいのでは、というくらいに。

○○を見た瞬間に止めればよかった。(中略)
何よりも未踏の巨峰に対する汚い野心が、
ぼくを上に向け登らせてしまった。


「未踏のルートを制覇して名を残したい」という気持ちは、
多かれ少なかれ誰にでもあるものだと思っていました。
しかし、それは間違いでした。
著者はそれを「汚い野心」と自らを戒めます。

2002年、ギャチュン・カン(7952m)北壁登頂後、
悪天候のなか奇跡的に生還するも、その代償は大きく、
著者は手足合わせて10本、同行の夫人にいたっては
18本の指を失うことになります。

このときの手記が、泰史氏からはもちろんのこと、
妙子夫人の側からも書かれていて、非常に興味深いです。

リハビリを続けながらも、
もう全盛期の頃には戻れないかも知れないことを
筆者は知っています。
しかし、どのようなかたちであれ、
山登りは一生続けていくと宣言しています。

あとがきで著者は、自分のことを
「心の底から幸せな人間だと思っています」
と書いています。

名声を追いかけて登ってきたのではない、
ただ好きだから登ってきた。
そんな人だからこそ、このような境地に
達することができるのだと思いました。

森を抜けると天国へ出た。
雲の間から顔を出した太陽が、
軽やかなピンク色をしたソバ畑の絨毯を照らしていた。
これほど花を美しいと思ったことがこれまでの人生であっただろうか。
座り込み、顔を近づけ、花をひとつひとつよく見ると、
小さな昆虫がとてもかわいらしく歩き回ったり飛んだりしている。
ここではすべてが生きていた。
意味など考えずに、懸命に生きている。
何だかわからないけれど嬉しく感じ、
僕は再び立ち上がると足を引きずりながら歩き始めた。


______________________________

【目次】

はじめに

第1章 八〇〇〇メートルの教訓 - ブロード・ピーク

[コラム] 山登りで心配をかけ、山登りで親孝行 - 両親

第2章 ソロ・クライミングの蘇生
    - メラ・ピーク西壁とアマ・ダブラム西壁

[コラム] クヌギの木と柿の木 - 結婚

第3章 ソロの新境地 - チョ・オユー南西壁

[コラム] 束縛されない時間と空間 - 生活

第4章 ビッグウォール - レディーズ・フィンガー南壁

[コラム] バラエティに富んだ人生のスパイス - 仲間

第5章 死の恐怖 - マカルー西壁とマナスル北西壁

[コラム] 山で死んでも許される登山家 - 死

第6章 夢の実現 - K2南南東リブ

[コラム] 理想のクライマー - 夢

第7章 生還 - ギャチュン・カン北壁

あとがき
____________________________________

【著者紹介】 山野井泰史 (やまのい・やすし)

1965年4月21日、東京生まれ。
単独、または少人数、酸素ボンベを使用せずに、
難ルートから挑戦しつづける世界的なクライマー。


【関連書籍】

「ソロ―単独登攀者・山野井泰史」 丸山直樹・著
「ソロ―単独登攀者・山野井泰史」 丸山直樹・著

「白夜の大岩壁に挑む―クライマー山野井夫妻」 NHK取材班・著
「白夜の大岩壁に挑む―クライマー山野井夫妻」 NHK取材班・著

「凍」 沢木耕太郎・著
「凍」 沢木耕太郎・著


Thank You For Click! Be Happy!
ブログ村 ランキング
ranking

fc2ranking



「脳を活かす!必勝の時間攻略法」 吉田たかよし・著

脳を活かす!必勝の時間攻略法
脳を活かす!必勝の時間攻略法

午前中に集中してやること

ガムを噛むのもいい

深酒、風呂上りのビールは百害あって一利なし

寝るときは真っ暗にしないこと etc...


著者の経歴がユニークです。
NHKアナウンサーから、医師国家試験合格、
衆議院議員公設第一秘書・・・

僕が一生かけてもなれないものに
いとも簡単に(?)なっています。

こんな人の言うことだから
説得力がありまくりです。

こちらがPodcast。いい声が聴けます。
吉田健康〜あなたのドクターたかよしです。



ランキング参加しています。ご協力ありがとうございます!
ブログランキング・にほんブログ村へ

「人間力を養う生き方」 山本一力・鍵山秀三郎・著

人間力を養う生き方
人間力を養う生き方


両氏の幼少時代がこんなにも厳しいものだとは思わなかった。

やくざに25時間監禁され、唾を吐きかけられたというエピソードには恐れ入る。

まったくもってブレのない人だ。

山本氏の小説も今度読んでみよう。
最新記事
Google


Web を検索
ブログ内検索
Categories
Archives
track feed
はてなに追加
MyYahoo!に追加
del.icio.usに追加
livedoorClipに追加

ブックマークプラス by SEO対策

七夕 「七夕特集企画」 七夕、きれいな星空が見れるプラネタリウム公開中!
livedoor プロフィール

gogo.gs
QRコード
QRコード
Links
応援してくださる方は
バナーをクリックして下さい
ありがとうございます!
にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ



ブログランキング【くつろぐ】
  • livedoor Readerに登録
  • RSS
  • livedoor Blog(ブログ)