「読み上手書き上手」 齋藤孝本や映画で、自分の気にそまないところがあると
すぐに投げしてしまうわるいクセがあります。
でも考えてみれば「好き嫌い」と「理解するしない」は
別の話なんですよね。
世界を広げるためにも、今度からは
もうちょっとねばってみようと思います。
早く読めるということと理解の正確さは、連動しています。
つまり早く読めれば読めるほど、
書いてある内容が正確に理解できるようになるということです。
本のポップを書いてみよう
はい。さっそく今日からタイトルに反映させます。
どんなものでも、結局筆者が言いたいことは、
「私は偉いでしょ。私は他の人と目のつけどころが違うでしょ」
ということです。
こういうことを著者本人が言い放つのがすごいです。
かえって好感度アップ。
もっとわかりやすく言えば、
ほとんど全ての論理的に見える評論文は、
筆者の「好き嫌い」で成り立っているといってもいいでしょう。
新聞の社説にも、これを感じます。
メモをつくってから書きはじめよう
ですから、自分はとてもいい仕事をしているのに評価されないとか、
自分はとてもいいものを作ったのに売れないと不満を抱き、
それは上司が悪い、社会が悪い、お客のセンスが悪い
と考える人に未来はありません。
その人に世の中を変えることはできません。
思いっきり心当たりがあります。
自分が変われば世の中が変わる。
あらゆる場面で「身体」に目をつけて見る習慣ができると、
他の人には見えないものが見えるようになります。
きのうレビューを書いた本と内容がリンクしています。
「教わる」のではなく「学び取る」姿勢が大事なんですね。
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10代(学生時代)に読んでおきたい本のリスト
「太陽の塔」 森見登美彦
「それゆけジーヴス」 P. G. ウッドハウス
「素晴らしきラジオ体操」 高橋秀美
「知の再発見」 双書 ※齋藤氏のオススメは『ダリ』と『ブッダの生涯』
「不思議な少年」(マンガ) 山下和美
「悪童日記」 アゴタ・クリストフ
「癒しのチャペル」 辛酸なめ子
「ツチヤの口車」 土屋賢二
「大江戸えころじー事情」 石川英輔
「阿修羅ガール」 舞城王太郎
番外編
「この風にトライ」 上岡伸雄 ※齋藤氏が推薦文を執筆
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目次 ※ Contents
1日目 「読むこと」と「書くこと」のつながりを見つけよう ― 基礎編
読書感想文ほど書きやすいものはない
「読めた」の基準とは何か?
足腰を鍛えるのはどんな本か
新聞のパラ見をしよう
"ながら読書"で活字にふれる時間を増やす
"活字中毒"のメリット
読む雑誌の種類を増やしていく
面白そうなものにアンテナを立てる
広く読む? 深く読む?
読んだものの吸収度を高める
本のポップを書いてみよう
古本屋に渡せないほど書き込みを
2日目 「読み書き」をもっと極めるために ― 応用編
引用を使った「書く」練習
小説風に書いてみよう
テキストは想像力を喚起するものを
量を書くには慣れが必要
文章がねじれないためには?
視座を決めて、その観点で見てみよう
「問い」ではなく「発問」を意識しよう
「発問」のコツは"売り"と"違い"を考えること
「キーワード」で身の回りを切ってみる
「読み上手」になるためのキーワードの見つけ方
「ピラミッド方式」ではなく「ペンキ塗り方式」で
「関心の角度」を決めて読む
キーワードマップをつくってみよう
現代文の問題を解いて「読み上手」になる
文章の構造パターンを見抜こう
二項対立を見つける
評論文の書き方のコツとは?
結論を先に書いて理由を示す
メモをつくってから書きはじめよう
3日目 今日から読み上手、書き上手になろう ― 実践編
「書く力」に必要な「読み込む力」
1 東大の国語入試問題にチャレンジしてみよう
※金子みすゞ「積もった雪」「大漁」より
課題文で自分の経験をすくいとる
三角形をつくって広がりを持たせる
キーワードをはずさない
※山際淳司「いま"前座"が面白い」より
課題を肯定または否定する立場で書く
対立しているものが何かを見抜く
※山田洋次「男はつらいよ」より
図化を習慣化して「読む」と「書く」をつなげる
単純な図式で解釈しない
弁証法的にCの立場をつくってしまう
2 エントリーシートを書いてみよう
平凡なエピソードしかない場合はどうするか
上手なエントリーシートを書くためのコツとは?
私がエントリーシートを書くとしたら
おわりに 「読む・書く」は「話す・聞く」の応用バージョン
(2008.2.10 初版第1刷発行)
余談です
「10代(学生時代)に読んでおきたい本のリスト」
に挙げられた本を、じつは1冊も読んだことがありません。
でも、ものは考えよう。
「将来に楽しみがたくさん残っていてラッキー!」
と、しあわせアタマでいきたいと思います。
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Thank You! Have a Nice Day!
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齋藤 孝 (さいとう・たかし)
1960年静岡県生まれ。
東京大学法学部卒業。
同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。
専門は、教育学、身体論、コミュニケーション技法。
2001年に刊行した『声に出して読みたい日本語』
(草思社、毎日出版文化賞特別賞受賞)が話題を呼ぶ。
NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修も務める。
著書に『聞き上手話し上手』(ちくまプリマー新書)、
『子どもたちはなぜキレるのか』
『「できる人」はどこがちがうのか』
『日本を教育した人々』(以上、ちくま新書)、
『質問力』『段取り力』『コメント力』(以上、ちくま文庫)、
『恋愛力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』(以上、筑摩書房)、
『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)、
『理想の国語教科書』(文藝春秋)などがある。
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